神奈川県のほぼど真ん中の大和市で小田急の白いロマンスカーVSEの写真展があるというので出かけてきました。
タイトルからして鉄道趣味わんさかという雰囲気満載なのですが、そんな先入観をみごとにぶち壊してくれる芸術性の高いすばらしい展示でした。


組み写真なのにそれぞれ作者が違う。これはどのようにつくったのか?
グループのリーダー 佐々木啓仁さんに尋ねると、みんなから集めた写真をセレクトしながら組んだとのこと。聞いてみれば、佐々木さんは日芸写真学科の学生でありながらフリーのフォトグラファーでもある方で、今回のセレクト、組み、展示構成はほぼ佐々木さんが手がけたそうです。

こちらは佐々木さんの問題作。ぼやけたVSEと胎内エコー写真が時系列で並んでいます。開発中のVSEとまだお母さんのおなかにいる自身とをシンクロさせています。ロマンスカーを謳いながら、このような作品が出てくるところからしてかなり異色。
ほかにもびっくりするような作品が次から次へと登場して気がつけば一時間近くも居座っておりました。
東京からだとちょっと遠いですが、23日(火)16:00まで開催してますのでご興味ありましたら、ぜひお出かけください(^^)
●ロマンスカーVSE メモリアル写真展「麗恩響結」
会 期:2025年12月18日(木)〜12月23日(火)
時 間:10:00〜18:00(最終日は16:00まで) 入場無料
会 場:大和市文化創造拠点シリウス やまと芸術文化ホール ギャラリー
(神奈川県大和市大和南1-8-1)
