写真作家吉永陽一さんの写真展「東京ぐるぐる」(ふげん社)に出かけてきました。
写真集『東京ぐるぐる』の発刊を記念しての写真展で、写真集掲載作の一部が主に展示されています。

吉永さんと言えば「空鉄」(空から撮った鉄道写真)が有名ですが、今回は東京の街並みの様子や都市の変遷に焦点を絞った構成になっています。

私が出かけたのは初日のオープニングレセプションの時間帯。2階で歓談している途中、3階の展示会場で急遽ギャラリートークがはじまりました。
空撮のプロセスを事細かに聞いていくと、これらの写真を撮るのがどれだけ難しいことかがわかってきます。吉永さんご本人が「針の穴に通すような」とおっしゃる通り、どれもが奇跡の一枚ともいえる作品。そんな奇跡の一枚が、素知らぬ顔で何枚も並んでいることに改めて驚かされます。奇跡といっても、ただの偶然という訳ではないでしょう。長年かけて培った経験と勘(綿密な計画、パイロットとの連携、天候の予測、現場の判断……)を最大限活かして驚くべき一枚を撮っているのです。
ほかの人にはとても真似できない、表現のひとつの高みに辿り着いているのだなと感じました。

●吉永陽一個展「東京ぐるぐる」
会 期:2025年10月31日(金)〜11月23日(日)
時 間:12:00〜19:00(火〜金)/12:00〜18:00(土・日)月曜休
会 場:ふげん社(〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12)
※土曜・日曜には各種イベントも開催されます。詳しくは下記URLから。
https://fugensha.jp/events/251031yoshinaga/

